////////世界の100にん//////

ゲーム雑誌で２年近く４コママンガを描いてる。タイトルは『マサオのハローワーク』。マサオとはマリオのニセモノ、そっくりさんである。
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小学生のとき、小田急線向ケ丘遊園駅の中和ビルの１階奥によくたむろしていたゲーセンがあって、そこでマリオブラザーズをよくやってた。
ところがよくみると、『1P:MARIO』と書かれてるところは『1P:MASAO』だった。。小学生ながら失笑だった。当時わりと流通してたバチもんマリオである。
「じゃあ、、ルイージは、、、」コウジである。なんだか韻を踏んでて、ウマいな、うっすらそう思った記憶がある。。
小学生はバチもんがけっこう好きである。「しょ〜がね〜な！マサオでもやっか！」「マサオのくせに１００円もとるんじゃネーよ！！バーカ！！」ブーブーいいながらなんだかんだ、やっていた。
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あれから数十年。「マサオ」は割とインパクトがあったようで、検索すると割とヒットするくらい、今も「あったあった」と語り草のよーである。
自分もそのひとりで、「マサオ、、あいつ今何してんのかなぁ、、」とクラスにいたウサンくせえ友人を思い出すように振り返るのである。すると空想上のうらぶれてしまった「マサオ」が僕に語りかけるのだ。
〜〜「まぁ〜あの当時はさ、まだなんでもアリっつーかあんましウルサイ事言われなかったからさ、ニセモン野郎でも結構稼がせてもらったけどさ、、最近はもうダメよ。ダメ。天下の任天堂だろ？もうオレらみたいなのはバッツンよ！居場所なし！。。まぁ、さ、顔が似てるっつだけで、本物ほど特技もねーし愛嬌もねーしでさ。TVも無え、お金も無え、レーザーディスクは何者だ？！、、って。。動いてねーから太っちゃってしょうがねえし、、、、もう、、中国でもいくっきゃねぇかなぁ〜〜〜（タバコをぷかり）。。。でも、結婚くらいは人並みにしてーわな！。ピーチ姫とは言わねーよ。ビワくらいでいいから、、、誰か紹介してくんね？」
と、もう、枯れかけてダメダメである。
なんだか空想上でも可哀想になり、僕のなけなしの親心で「１から出直さないか」とマサオに新しい仕事を４コマで挑戦させてあげている。
そんなマサオもちんたらやりつつ勤労２年目だ。なかなかやるじゃないか。
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米TIME誌「今年もっとも影響力のある人物100名」に任天堂 宮本茂 氏が選出されました。マリオの産みの親です。
ニセモノのマサオとその友人僕からも、いまだにあやかりてーので、お祝い申し上げます。オメデトウ！！！よっ！オリジネーター！！あんたスゴいぜ！！！